マレーシア出張報告-２
ぶんです。
今日はお客様訪問と実務。サイト更新の打ち合わせ、新規印刷物の打ち合わせなど。
14：00頃から雨が降ってきて雷まで鳴っていたので一旦帰宅。
洗濯物を取り込んでメール、電話対応をしておりました。できる所から進めております。
＜２日目＞
朝８：００にホテルをチェックアウト。マレーシアはホテルが安いです。今回は予め後輩が自分のカードで特典付き予約してくれていたので格安。３人で１２，０００円位ですかね？
チェックアウトしてからホテルのロビーでネックストラップ制作会社の社長アンディさんと打ち合わせ。私が求めているかしめ付きストラップ制作の見積もりをお願いしました。やはり構造が複雑でその場では見積もりが出せず、帰国してからメールで連絡との事。これは仕方が無いです。
アンディから貰ったストラップひも部分のサンプル。
ホテルを出て200ｋｍ離れた次の目的地へ出発。高速バスを使おうと思っていたのですが、タイミングが合わないのと荷物が多いのでタクシーを使う事に。
200ｋｍタクシーなんて日本では考えられませんが、マレーシアではＯＫ。
マレーシアのタクシーは料金メーターが無く、全て乗車前に運ちゃんとの交渉で決まります。今回は150ＲＭ（４，０００円弱）。
ここでまたまた考えられない事が！！
ホテルを出て走っているタクシーを捕まえ交渉した所、遠すぎるのと後１時間でお祈りの時間だからと断られました。（マレーシアはイスラム教の国なのです）
とはいえ１５０ＲＭのお客さんはこの辺ではなかなかいないのでしょう。別のタクシーを呼び出したかと思ったら、仲間の車に乗っているお客さんを自分の車に移動させ、
「この人なら連れて行ってくれるから、どうぞ」だって。
乗っていたお客さん無理やり移動させられて憮然としてましたね。我々も「良いのかな～～」って感じ。自由な国とはいえ、強引というかルールが無いというのか。。。
車の中で運ちゃんに「大丈夫なの？」「ＯＫ！ＯＫ！」なんて。面白いなぁ～～
乗客を強引に移動させちゃった運ちゃんはそ知らぬ顔。おばちゃん怒ってない？
荷物をトランクに積むぶんの後輩。
遠いので途中で給油。軽油ですがリッター0.68ＲＭ（１７円）！！安すぎでしょう！！
ハイウェイに乗ると、両側はパラムツリー（やしの木）だらけ
約２時間の移動で到着した次の会社。帽子や作業着などに刺繍を入れるのを得意としています。約２時間の打ち合わせ。工場見学と、サンプルで刺繍入りのタオルを買って帰りました。
ヘング社長が経営している刺繍の会社。
オペレーターの方々。手前の女性を見て、さすがイスラムの国って感じがしました。
刺繍の機械。刺繍は色数ではなく、いくつ針を打ったかで金額が変わります。
これで日中分は終了。ホテルのチェックイン前に少し時間作って休憩。
近くのコーヒーショップで今日の成果を話し合いました。
煙草を吸おうとして店員に灰皿くれといったら、「道路」だって。
「Without suger」って言ったのに、何で砂糖入れちゃうかな？とにかく何でも甘いのです。
夜はホテルのロビーで後輩の友人エディさん、ワンさんと待ち合わせ。名刺交換の後３時間以上話しこみました。これから作りたいノベルティについて色々相談に乗ってくれて、エディは来週中国に出張するので、その時ついでに探してきてあげるよと、私が持ってきたサンプルを預かってくれました。初対面なのにとても協力的。どうもありがとうございます。次回はシンガポールで会う約束をしたので、その時は夕食でもご一緒させてください！！
打ち合わせの後、後輩とその友人だけで外出。久しぶりに会った仲間ですからね。
私は１人ホテルに残ったのですが、退屈だったので一人でローカルの屋台村にチャレンジ。ここまで来るとマレー語オンリーなので、英語すら通じません。
ローカルのホーカーセンターにて。ここにも灰皿は存在しません。
マレーシアはシンガポールに比べて治安が悪いと聞いていたので、あまりお金を持っていくと危ないと思い、100ＲＭとノートとペンだけ持って行きました。何とかビールとナンを注文し一人で呑んでいると、注文取りのお姉ちゃんが「アユ・ジャポネ？」と話しかけてきたのです。
「Ｙｅｓ」と答えると、色々話しかけてきたのですが何言っているのかさっぱり。
そしたらヘルプを求めたのか次から次へとどんどん人が集まってきて、周り10人以上に囲まれて呑む羽目に。おっちゃん、じいさん、兄ちゃん、子供まで。日本人は珍しいのでしょうね。
いいやと思って注文した食事を皆に振舞って、持っていたノートに「What’s your name?」と書き、「Can you write Malay?」とか言ってコミュニケーションを取ってみました。すると何となく理解でき、少しだけコミュニケーション。彼女の名前はエレイン。上の写真に写っているビール飲んでるお姉ちゃんがそうで、そのテーブルの左端にいる禿げてるオッちゃんがお父さんだそうです。日本に興味があるみたいですね。
現地の方々とコミュニケーションを取ったノート。呑んでるものだから字がメチャクチャ。
こんな手探りで現地の人たちと呑んでました。すると戻ってきた後輩達が心配して迎えに来てくれ、サヨナラを言ってホテルへ。ドキドキしましたが、楽しかったですね。
この日も１日着ていた服はホテルで捨ててきたのは言うまでもありません。
＜つづく＞