父として悩む事
今日長男が学校でクラスメイトと喧嘩をして帰ってきました。
原因は他の子供達が喧嘩相手の子をからかっている時に、部外者の長男が発した一言が運悪く重なり、「お前に言われる筋合いはない」と長男を叩いてしまい、それに対して「何しやがるんだ!!」と憤ってしまったのが原因らしく、取っ組み合いになったそうです。
長男は相手の顔に物を投げつけ怪我をさせ、かなり腫れさせたとの事。
長男本人も引っかき傷と、押さえつけられた弾みで歯が抜けてしまいました。
二人ともかなり興奮したらしく、先生が仲裁した後も「言った言わない」で揉め、夕方担任の先生から連絡が入り、「その場で互いに謝罪の場を作る事ができなかった、明日落ち着いてから改めて話し合いをさせる」との事。
また、今後の指導についての説明も受けてきました。
男です。喧嘩の一つもするでしょう。
起きてしまった事は仕方がなく、喧嘩両成敗で親が口を挟むことでは無いと言う事も解っています。先生の話を聞くに、相手の親もそれを理解している様子です。
まず無いでしょうが、親同士で直接話し合えと言われれば、自分は落ち着いて話し合える自信もあります。家族間のいざこざになる事はないでしょう。
ただ自分が悩む事。。。それは息子の「幼さ」。
挨拶・礼儀作法・協調性など。。。コミュニケーションの取り方が小学生レベルなのは確か。意味不明な行動で周囲に眉をしかめさせてしまう時があるのです。その為いざという時にトラブルに巻き込まれる。。。「日頃の行い」ですね。
ここに自分の責任を感じるのです。自分で今の仕事を始めるまでは、会社と仕事ばかり、それこそ単身赴任もあって家庭を顧みなかったため、父としての役目を何も果たしていないのが遠因なのだと思ってます。
中学生になって水泳部に入り、「今日はこんな練習をした」「○○先輩にこんな事を教わった」なんて話を聞くと、小学校の時より少しは成長してきたなとは思うのですが、いかんせん6年分の遅れ。勉強も、人との接し方もそうです。
指導後家に帰ってから少したしなめた所、本人泣き出しました。
決して悪気は無いのは解っていますが、今後むやみに揉め事となると、本人も相手も身体だけ大人に近いのでただ事では済まないし、陰険になっても困ります。
今日先生には「長い目で見てやって欲しい」と言い残してきました。
叩かれても、落ち着いて話し合っていればお互いに怪我をする事も無かったでしょう。原因は誤解でしかないのですから。
今日の一件が今後二人の糧になる事を望みます。