便利ツール

ぶんです。

昨日というか。。。今日なんですが、寝たのが朝の9時。
現在「美容室Noa-Noa」様のサイト作成を行っているのですが、
一回取り掛かってしまうと、気になって納得がいくまで作業をし続けてしまうので
「制作」に頭の先までどっぷり浸かってしまいます。
サラリーマン時代からの悪いクセです。

商売道具がPCなので、お客様には違う目で見られることもありますが、
結局職人なんですよね。

今日は後輩に仕事を教える時によく話していた事。
ぶんは印刷物でもサイトでも、「見せ方」よりも「見易さ」を重視してしまいます。

「デザインを専攻してました」という新人は、学生時代に授業でロゴを作ったり、
絵を描いたりしてたのだと思うのです。

その為か「パーツ」を作るのは上手なのですが、「バランス」を取るのが苦手で、
例えばチラシをデザインするときに1つ1つのパーツ作成に
これでもかというくらい時間と労力をかけて作るのですが、
最終的に各パーツの主張が強すぎてまとまりが無い仕上がりになります。

そんな経験から、ぶんは後輩に最初は必ず「文字組み」から説明してました。
「30字詰め、45行でタイトルは2行取り、太字にしてください」とか、
新聞みたいなものからスタートさせるのです。
そうすると、文字サイズを元にロゴやイラストのサイズを「計算で」割り出せるので
きっちりした書面が作れます。なにより読みやすい。

で、かっちりしたものが作れるようになったら、パーツを傾けたり、
文字に重ねたりして、「遊び心」を出すと、見た目が面白いものができます。
左右対称→左右非対称を順番に教えてるだけなんですけどね。

できるようになって暫くしたら、「CRAP」という法則を教えるのですが
この辺りで何人かは、ソフトの機能を覚える事が第一課題になってしまって、
色をふんだんに使ったり、Webなら内容より動きを重視してしまい、
自己満足的な仕上がりになる事が多いのです。

ソフトや言語はあくまでも「便利ツール」でしか無いんですけどね。

<つづく>

考え方

Posted by DSBUN