向かい飛車
ぶんです。
今日は久しぶりにぶんの趣味「将棋」のお話。
お正月ぶん嫁が実家、ぶん長男・次男がぶんの実家に行っていた時に
久しぶりにYahoo将棋をやりました。
モバゲーになって「動作が遅い」「打ち歩詰めが可能」「自分の駒を取れる」など、
ありえないような問題点が多く、ユーザーがかなり離れた時期がありましたが、
改善が少しずつ進んできているようで、利用者も取り戻してきているようです。
(それでも開発者は将棋を知っているのかなぁと疑ってしまいますが
ぶんは振り飛車派です。よく使うのは「四間飛車」「三間飛車」ですが、
この前、相手が船囲いにする前にいきなり引き角にしたので、
「向かい飛車」を使いました。
序盤の囲い合いで相手も油断していたのでしょう。
▲5四歩△8八飛▲4二王と進んだところです。
ここ、大チャンス
△8六歩と飛車先に自分の歩をぶつけます。
相手もそのまま取り込まれると△8五歩~△8三歩成となってしまうので、
当然「▲8六 同歩」。
その歩を△同角と取った所が以下です。
この形、ただの「△8六同角」ではありません。
4二で角道を塞いでいる王を咎めた「王手」です。
こうなってしまうと、相手はなす術がありません。
この局面以降、主に考えられる手順は以下。
1. ▲同飛△同飛▲7一金△8二歩(桂が取れ、と金も作れます)
2. ▲3二王△3一角成 ▲同玉△8二飛成(飛車がただ+竜が作れます)
相手は悩んだ末、▲5一王と戻りました。
ここで慌てて△3一角成としてしまうと、相手は ▲8八飛成と王手を先行させ
△7八金 ▲同竜△同銀▲4二角となり、逆に金をただで取られた上、
次に飛車を打ち込む隙を作ってしまいます。
△4二角成と、角をただで捨てて「王手」をかけ、
相手に攻める隙を与えないようにします。
この角は王~銀どれで取っても次に△8二飛成とし、飛車と角を交換。
しかし、ぶんは竜が作れた上、9一の香と8一の桂は取ったも同然。
自陣には角を打つ隙が無いのではっきり勝勢となりました。
序盤の定石部分は順番が軽視されやすくもありますが、
1手間違えると一気に勝敗が決まってしまいますね。
何事も基本が大事だと思った一局でした。