単身赴任していたときの事 -6-
こんばんわ、ぶんです。
今日はまたまたぶんの単身赴任話のつづきです。
ぶんは山形に行く3年前に香川県高松市にいました。
このときも確か日曜日に私服で移動し、京浜急行で羽田へ。
羽田空港から高松まで飛行機で1時間。四国に行ったのはこの時が初めてです。
高松空港に着き、そこからタクシーで高松駅まで約20分。
リュックサックを背負い、トランクをごろごろと引きながら商店街の中を歩き、
高松競輪場を目指して歩きました。
ぶんが住む事になっていたのは高松競輪場の真正面にあるアパートでした。
日当たりが悪く、室内はじめっとしていましたが、洗濯機、冷暖房完備で
寝るには十分。会社から自転車を与えられていましたので、
荷物を置いて早速市内を見て回ることに。
さすがは香川。うどん屋さんが山のようにあります。
とりあえず目に付いたお店に関東の駅そば感覚で入ったのですが、
まず注文の仕方から違いました。
お店に入ってすぐトレイを取り、レーンに載せて奥に進みながら
うどん>天ぷら>おにぎり or いなり寿司>おでん
の順にセルフで取っていきます。で、最後にうどん汁を蛇口をひねってどんぶりに注ぎ、横にある薬味をお好みで入れて完成。欲張って色々取っても1,000円でお釣りがきます。
麺はコシの強いいわゆる「讃岐うどん」。汁は薄いけどコクのある上品な味。
横浜西口交番前駅そばの黒い汁に慣れているぶんにとって、ぱっと見は物足りなく感じたのを覚えています。
夜はローカルの居酒屋で情報収集。ここで隣にいたおじさんに話しかけ、「何でうどんとおでんを一緒に食べるのですか?」と質問してみました。
おじさん:「うどんとおでんはセットやろ。何でそんなこと聞くんや?」
ぶん:「そうですか。いや、自分はあまり経験が無いもので。。。」
おじさん:「兄ちゃんどこからきたんや?」
ぶん:「横浜です」
ここでこのおじさん、むっとしてしまいました。
おじさん:「ほ~、都会もんや。さすが横浜や、しゃれとるのぉ」
ぶん:「え?自分何か失礼なこと言いましたでしょうか?」
おじさん:「わしはな、どこ出身かって聞いたんや。出身を聞かれたら県名で答えるのが当たり前やろが」
ぶん:「あ、そうですか。それは大変失礼しました。神奈川です。」
おじさん:「まったく。。。横浜と名古屋の奴はどうも気取っていかんわ。日本全国で市名が通用すると思っとるんやからなぁ~~~」
いや~出身地の話題は全国どこでも通用すると思っていたぶんにとって
これは驚きました。
すぐに謝ってビールおごったら笑顔を見せてくれましたが。
横浜・名古屋出身の方、地方に行った際はご注意ください。
<つづく>