単身赴任していたときの事 -5-
こんばんわ。
ココの所またまた自分のサイト作成が滞り、困ってます。
早いとこ何とかしないと。。。まずいですね。
さて、久しぶりに単身赴任していたときのお話。
山形の新庄市では毎年8月に「新庄祭り」が開催されます。
この「新庄祭り」。街全体で3日間続けて行なわれるのですが、
現地スタッフに「新庄祭りの時は会社はお休みですよね」と言われていました。
関東ではお盆休みの1週間後に3連休など考えられないので「何で?」と
聞き返しましたが、全員口を揃えて「お休みにするべきです」と言うので
郷に入れば何とやら。。。お休みとなりました。
そしてお祭り当日。新庄市内にある各町内会が1年ががりで
制作する山車(普通は「だし」ですが、新庄では「やたい」と読みます。)が
町中を回ります。その大きいの何の。。。
新庄祭りについて詳しくはコチラ
駅前から最上公園まで続くメインストリートには左右あふれんばかりの
出店が並び、真昼間から酒を呑みまくり。
ぶんも普段通っていた居酒屋さんに誘われ、店前でガンガン呑んでました。
そこで祭りを見物していてようやく、「会社をお休みにするべきです」と言われた理由が理解できました。
この「新庄祭り」。各町内会毎に山車を作成し市内を回るのですが、
一緒に「お花貰い」が1町内につき5~6名ついて回るのです。
「お花貰い」とは、各町内の若連(年齢の若い方々が結成する集まり)内の担当者が会社や地元の民家を訪問し、おひねりを貰って歩くこと。各々が領収書を持ち、訪問して歩いていました。
マスターに聞くと、飲食店の相場は500~1000円、企業は3000円位だそうです。
新庄市には町内会が20あるので、お花貰いの人数は合計して約100名。で、それが3日間。
つまり。。。3000×5×20×3=90万円
実際はそんなに払うことはありませんが、お花貰い担当各々が事務所に入ってくるのは間違いなく、その度に「もう渡しました」と言わなければならないのです。
これではお仕事にならないですよね。
というわけで、真昼間から呑みすぎでひっくり返りながら「お休みで良かった~」と思っていました。
そんな華やかなお祭りの別の一面まで体験してしまったぶんでした。
ちゃんちゃん