ハチワンシステム
こんばんわ。
明日は降水確率80%だそうです。
子供の運動会予定日だったのですが、日曜日に順延となりました。
近所のスーパーでは鳥のモモ肉が売り切れ。
みんな今日のうちにお弁当のから揚げ肉を仕入れておいたのでしょうね。
我が家は明日買い物に行く予定です。
さてさて。。。
3年ほど前からヤングジャンプで連載している
「八チワンダイバー」という漫画があります。
実在するプロ棋士養成所「奨励会」を退会になった
主人公が賭け将棋師(真剣師)として生きていく姿を描いた漫画です。
この漫画で最近、「ハチワンシステム」という戦法が使われます。
序盤で矢倉囲いを匂わせ(漫画では「雁木」という古い戦法を匂わせます)、
相手の動きに合わせて
居飛車、振り飛車、急戦と形を決めずに攻める指し方で、
将棋愛好家のぶんもこの戦法を使用する相手と何度か対戦しましたが
なかなか厄介。
本日もこの戦法と対局する機会がありました。
通常この形の後は、7七銀~7九角として矢倉城を作り、
居飛車棒銀でくるのが一般的だと思います。
そのため、ぶんはこの形がくると右四間飛車で迎え撃つことが多く
相手玉が8八に入城した瞬間に仕掛けます。
仕掛けるまでは自玉を舟囲いまで持って行くのですが、
そこを狙ってくるのがこの「ハチワンシステム-急戦」
このあと相手の飛車が3八と自玉の真正面に入ってきたので、
ぶんも角道をふさぐわけにはいかず、
玉を5一に戻らされました。その後は大乱戦
相手のミスで何とか勝ちましたが、ドキドキしました。
この「ハチワンシステム」。定石が無いので指しこなすのが難しい戦法ですが、
奇襲戦法としては優秀だと思います。